Domaine de la Romanée-Conti

ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネ・コンティ(Domaine de la Romanée-Conti)とは、世界でもトップクラスの高級ワイン「ロマネ・コンティ」の作り手である。ワイン業界ではDRCと略される。

日本では株式会社ファインズが正規輸入代理店で、1992年5月から親会社のサントリーワインインターナショナル株式会社が販売権を有している。

それまでは株式会社高島屋が販売権を有していた。1970年代から、DRCの共同経営者であり、海外への販売権を持つドメーヌ&メゾン・ルロワ(DOMAINE & MAISON LEROY)と提携しており、1988年には資本参加していたため。

ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネ・コンティの畑とそのAOCワイン
エシェゾーÉchezeaux
グラン・エシェゾーGrands Échezeaux
ラ・ターシュLa-Tache
モンラッシェMontrachet
リシュブールRichebourg
ロマネ・コンティRomanée-Conti

ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネ・コンティ
http://www.romanee-conti.com/

株式会社ファインズ
http://www.fwines.co.jp/

モノポール

モノポール(monopole)とは、主にブルゴーニュやシャンパーニュにおいて特定のぶどう畑、あるいはAOC(Appellation d’Origine Contrôlée)の呼称を認められたぶどう畑を、一人あるいは一事業者が単独所有すること。そのAOCのワインを指すこともある。

代表的なモノポール
La-Tache(DRC,Domaine de la Romanée-Conti)
Romanée-Conti(DRC,Domaine de la Romanée-Conti)
Champagne HEIDSIECK & Co MONOPOLE(HEIDSIECK & Co MONOPOLE)

AOC

Appellation d’Origine Contrôléeの略。フランスにおける原産地呼称統制の制度のこと。フランス原産地呼称委員会(Institut National des Appellations d’Origine)が管轄している。
ワインのみならずチーズや農産物にもこの制度が存在している。

ワインにおいてのAOCはあくまで原産地呼称の基準に準拠しているというだけで、必ずしもワインそのものの評価を決定づけるものではない。

もちろん評価の高いAOCも多いが、たとえば志の高い作り手が基準外品種を混合すれば、AOCの基準から外れてしまう。そうしたテーブルワインのほうがAOCの特級畑(Grand Cru)よりも評価の高い場合も存在しうる。

白ワイン用ぶどう品種の一覧

ゲヴュルツトラミネールGewürztraminer
シャルドネChardonnay
セミヨンSémillon
ソーヴィニヨン・ブランSauvignon Blanc
トレビアーノTrebbiano
ピノ・ブランPinot Blanc
マスカットMuscat
リースリングRiesling

テロワール

テロワール(Terroir)とは、ぶどうを栽培する気候や風土のこと。同じ品種のぶどうでも、その果実は栽培された土地や畑、畝(cru)よって違った性格を持つ。
そうした栽培の環境による違いの成因をテロワールといってよいであろう。

マリアージュ

マリアージュ(mariage)とは、もとはフランス語で「結婚」の意。転じて、ワインとそれと相性のよい料理の組み合わせを結婚に喩えたことば。
ワイン業界では常識ともいえる組み合わせが多く存在する。やはりワインとその地元の郷土料理の組み合わせが多い。

マリアージュの一例
かきとシャブリ
いちごとシャンパーニュ

赤ワイン用ぶどう品種の一覧

redgrape
カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon
カベルネ・フランCabernet Franc
ガメgamay
グルナッシュGrenache
サンジョヴェーゼSangiovese
シュペートブルクンダーSpa:tburgunder
シラーSyrah
シラーズshiraz
ジンファンデルZinfandel
テンプラニーリョTempranillo 
ピノタージュPinotage
ピノ・ノワールPinot Noir
メルローMerlot

セパージュ

redwhite
フランス語で「ぶどうの品種」のこと。ぶどうの品種はそれから醸造されるワインの色や味などに大きく影響する。
一般的に呼称、格付や地域認証の制度が確立され、原料ぶどう品種が規定されているフランスやイタリア、ドイツなどではワインラベルに品種が明示されることは比較的少ない。
しかし、わが国やアメリカ、オーストラリア、ニューワールドではそうした制度が確立されていないこともあり、ぶどう品種が明示されることが比較的多い。